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高森明勅
2019.12.25 06:00皇室

新年一般参賀に上皇陛下のお出まし

来年1月2日に皇居で行われる令和初の新年一般参賀。
上皇・上皇后両陛下もお出まし戴く方向で検討されているとの報道があった。
有難い。

幅広い国民の祝賀をお受けになる為に、昭和天皇のお気持ちにより始まった
同参賀は、天皇・皇后両陛下をはじめ、成年を迎えられ、身体的その他の支障が
無い皇族方には、原則として皆様お出まし戴いて来た。
ならば、上皇・上皇后両陛下にもお出まし戴くのが自然だ。

又、お出ましを願っている国民は少なくないだろう。
更に畏れ多いが、上皇・上皇后両陛下ご自身も、その事を望んでおられるのでは
あるまいか。
ご体調などで特にお障りがなければ、是非ともお出ましを仰ぎたい。
少なくとも、私個人としてはそのように願っている。

【高森明勅公式サイト】
https://www.a-takamori.com/

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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